誰も知らない
鼻先に刺す空気空の光が集まって白く光る あたたかい暗闇の中に眠るように落ちていく それは厚い、厚い雲で強い風に雪を乗せて吹いている 光が届かない土地ではとっくに夜が始まって 家々のカーテンはだいぶん前に引かさって 今日、…
鼻先に刺す空気空の光が集まって白く光る あたたかい暗闇の中に眠るように落ちていく それは厚い、厚い雲で強い風に雪を乗せて吹いている 光が届かない土地ではとっくに夜が始まって 家々のカーテンはだいぶん前に引かさって 今日、…
ぶおん! 強風に乗る雪は直線的に 巻き上げられた雪はぼわっと霞むようなやわらかさで 吹きすさぶ雪の合間に見え隠れする木立 太い木も細い木も葉を落として風をかわし春が来るまで眠っている わたしは木々に守られ 頬を刺す凍てつ…
こちらも北海道の帰省時にみつけた冬のひとコマ 札幌に向かう道中次々と流れるように現れる樹々にまるまるとした・・ ん? 鳥の巣? 住んでいた時も見ていたはずなのに今回はじめてあれ、なんだ?!と気づいた始末 当たり前にあるも…