角部屋にササ木のおじさん

がじゅまるⅠ, 345×253, 水彩紙, 水彩絵具、ペン



青だけで、がじゅまるを


描きあがって見直すと
この樹はさながら集合住宅


一階の角部屋にササ木のおじさん
正面は日用品はだいたい揃う
大谷ワタリ商店

二階の
丸くて小さい、姫熊ヤナギ家
その密集っぷり
今日は法事でしょうか

三階、剣葉家のみなさん
見た目ほどツンツンしていません

上階は、鳥県やコウモリ郡からの旅鳥に
一時的に宿として
開放されているようです



なんつって



がじゅまるは時間をかけて
がじゅまるだけじゃなくなっていく


根元から幹が集まるところまでは
光も入らずミステリ感&迫力あるに

上部の枝葉はゆとりがあって
陽の光なんかが差し込むと
逆光気味になってなんだかドラマチック

かと思えば

植物みんなでお互いさま~な
ほっこり感もあって


ほんとうに不思議な樹


そりゃぁ
妖精の一人や二人、いるでしょうよ




今回
参考にさせてもらったのは

那覇市壼屋
やちむん通りの東口
アガリヌカーに立つ樹

根元には古い井戸
300年ほど前に村ができ
最初につくられたとのこと、
拝所にもなっています

誰に言われなくっても
手を合わせたくなる雰囲気



那覇にはほかにも
城岳、安岡ガジュマル公園・・
まだまだあります、立派な樹

違う構図でも描いてみたいので
タイトルにもあえて、”Ⅰ”を入れました




さぁ、沖縄も
気温が落ち着いて
歩きやすくなってきました

待ってたよ!
最高気温、27℃以下の世界!

忘れてたよ!
最低気温、22℃前後!


夏の引きこもり癖を
直すとき!



書いておきながら
さっそく今日は!

一歩も部屋から
出られなかったけど!


あーん
(遠吠え)







絵を描いて写真を撮り、文章にして、まわりのモノ・コトを描き留めます。