今回の台風は
想定していないことだらけ
去った後の影響も長かったのですが
ようやく太陽が戻り、洗濯物が乾き
冷蔵庫の在庫一掃キャンペーンが終わりました
飛行機が飛びまくり
モノレールも3両編成
街中では人に混じって
スーツケースが歩いていました
と、言っても
過言ではないほどに
観光客がぐっと増えている那覇です
スーツケースもいろいろありますけど
比較的大きいような気がするのは
観光圏だからでしょうか
身体に沿わせ引き寄せながら、
前において両手で押す場合はやっぱり
だいぶん重いのでしょうか
いったい
何が入ってるんでしょう
この疑問で思い出すのは
バックパッカー時代
ヨーロッパを旅していたある日
ユースホステルで同室になった
アメリカ女子
長身の彼女の頭の向こうに見えるくらい
大きなバックパック
彼女に限らずみんな from 西洋は
70~90㍑はありそうな
大きなリュックを背負っている
わたしはというと
SAZABYのトラベルバッグ
手提げ、肩掛け、リュックにもなる3wayの
40㍑あったかなかったかで
背負うとちょうど、肩と同じ高さ
で
ずーっとひそかに思っていた疑問
彼女に聞いてみました
そのリュックに何が入ってるの?
すると彼女は
わたしのバッグに目を丸め
っていうか
あなたのバッグには何が入ってるの?
わっはっはっは!
Ha ha ha!
冗談の言い合いのようになり
その時はそれで終わったのですが
翌朝、見ちゃったんです
起きた彼女が時間を確認すると
オーマイガー!な感じで
フルスピードで動きだしました
寝坊したな・・
何時に出るのか聞くと
もう、出発しなければいけない時間
すると彼女は周囲の所持品を
片っ端からリュックに放り込んでいく
たたみも丸めもせず、配置も関係なく
とにかくどんどん入れていく
ファスナーをぴやっと締めた彼女は
バ~イ!と去っていきました
わーっと詰めて全部入るリュック
手を振って見送りながら
だから大きいのか!と思いました
(畳む人もいます)
沖縄に来る人が全部放り込むために
大きなスーツケースを持っているワケでは
ないでしょう
半分空けてお土産入れたりするしね
バックパッカーが染みついたわたしは
とにかく荷物は少なく
コンパクトにする傾向があり
スーツケースには縁がなく
勤めていた時は
小ぶりなキャリーケースを
使っていたこともありました
背負わなくてもいいので体が軽く
荷物が少々重くても動いてくれる
あぁでもそうです!
40代ど真ん中でいわゆる肩のアレになり
片腕不能どころか体のアチコチに制限がかる状況で
キャリーケースを操るのは難しく
肩がけカバンに移行したのでした
ひどかったなぁ、肩のアレ
二年後、反対側もなったので・・
あぶない
ソレは違う話
で
その症状も落ち着いてから買ったのは
Reebokの25㍑のバックパック
背負ったときの解放感!
嗚呼!
両手が使える!
心から湧き上がる喜びに
わたしはもう
荷物は背負うこと
背負えない荷物は持たないことにしました
北海道に一週間、帰省する際も
このReebokを背負っていきますが
妹宅へ遊びに行った時
まだ小学生だった甥っ子が
ちろ(わたしのこと)、中学生のカバンだ
そうね
車も運転しないし
結婚もしていない
さらには
中高生が使うようなリュックを背負っている
君のいろんな概念を
ぶち壊す伯母ですまない
けれど、いつか君に見せよう
リュックを背負ったおばぁが
とことこ歩いて旅するところを
あぁ、そうそう、中身ですけど
アレとか、ソレ、くらいかな