浮かんだら、もうだめです

公園の時間Ⅰ, 160×235, スケッチブック,水彩絵具・ペン



通りかかった時
青年と、右隣に少し離れて中年男性がいて
その人は
木陰にとめた自転車に跨りながら
スマホを操作していました

リラックスぶりがいいなと思って
その男性を描くつもりで
そして隣の青年も参考に
画像に収めたんですけど

さぁ、描こうと画像を見直していたら
浮かんできたのは青年

あるあるです


なんだかバタバタしていたのに
何してたんだっけな


なにか、どこかが
置いてけぼりのような


なんだかのんびりしたものを見たくなり

海、かな

海もいいけど
人がのんびりしてるのがいい


公園だな


ということで
公園を歩いているうちに
5月になりました



季節の変わり目で
湿度がむんっ!
やる気を出したかと思えば

北風ぴゅん!
ひんやりしたり


それでもまだ沖縄は過ごしやすい季節


歩くと不思議に
いつもの速度が出ないので
足が出やすいリズムにととのえる

遅くなるけど悪くない

でてきました、のんびり感が

風にあたるのもいい感じ


てくてく行くと、いらっしゃいました

目に優しい
人たちと色が





おお~、いい感じです

公園の時間を過ごす人たち
姿の向こうの

水面

建物

風が吹いてくるあっちの方

水が流れるそっちの方






置いてけぼりは
たぶんそのうち追いつくだろう

あれ?

追いかけてるのはわたしかな







程よく歩いて浮かんだのは
餃子

頭に浮かんだら、もうだめです
餃子しか考えられません


餃子が食べられる
ここから一番近いお店に入ったら
Don’t think

生と餃子ください
あ、
焼き、に、します


がぶっと噛んで身を任せるのです
そして
ビールで流すのです

流してしまっていいのです

なぜなら、餃子も
流されたいと思っているから
(そうなの?)


今日の夕飯
巻き込んだらスミマセン


でもきっと餃子も
巻き込まれたいと思っているから



そうなの?







絵を描いて写真を撮り、文章にして、まわりのモノ・コトを描き留めます。