鹿には鹿の理由がある


白い雪に青い影のコントラストが
とても美しい

なにもかも雪に覆われますが
晴れることが比較的多い地域なので
空を映した雪影が、青いのです


先日、北海道のふるさとに帰省しました
同じ場所の夏の様子はこちら


今回も夏と同じコース
まずは札幌まで飛んで、一泊


迷いなく、筋子おにぎりとクラシック

旨いなぁ。


翌朝いちばんの特急に乗って、東へ4時間半

途中、列車がぐんとスピードを落としたかと思うと
警笛が鳴る

線路に鹿の立ち入りがあり
警笛を鳴らしながら徐行しており
次駅の到着が遅延見込みのアナウンス

鹿は鉄分補給で
線路をなめることがあるという

鹿には鹿の理由がある


さてさてさてさて
育った町とはいえ、シバレました

そりゃ、北海道だもの!と、
思うじゃないですか

いえいえいえいえいえ
ここは盆地で、北海道の中でも極寒地帯
札幌から来た親戚が、寒い!と寒がる

滞在中、何度も越えた-20℃
♪バナナだーって
豆腐だーって
濡れタオルだぁーってぇ~

凍るでしょうよ


やったことないんですけど


だって
準備段階を妄想しただけで寒い


とにかく
ヒトから水道管(要対策)まで
なんでもシバレます

もうですね、
寒いという表現じゃ足りないんです

シバれるんです

あたたかい家から一歩外に出ると
ギュッとシバれ、それはもう
ヒトという生命体として覚醒するような



んな、おおげさな!

そう思ったそこのアナタ
どうぞお越しください
ふふ


ちなみに
ここから少し南にある陸別という町が
日本一寒いまちを謳っていまして
今期も-30℃の記録
北極とほぼ同じなので
国内で北極の寒さを味わえますよ


さんざん寒いお話しましたけど
厳しい気候だからこそ見られる
美しい景色があります

胸をすくような
白い雪に青い影のコントラスト

気温や湿度が低くなることにより
澄みわたる空気
遠くまでよく見える

ふいに
空気がキラキラして風の流れが見える
ダイヤモンドダスト


夜は
覆われた雪に街灯が反射して
あたり一帯がほんわりオレンジ色

灯りをよけて見上げると
星がキラキラと、瞬いて見える

冬の夜は、思いのほか明るいのです



そしてこんなモノを見つけました

オホーツクール!


神様、次こそは
旭山動物園に行きたいです

絵を描いて写真を撮り、文章にして、まわりのモノ・コトを描き留めます。