流れに任せよ

ハクモクレンⅡ, 345×253, 水彩



パソコンのモニターに
ちょっとしたことを書いた
付箋が貼ってあるのだけど

「コントロールしない」

少し前に貼ったもの



ここのところ
わたし自身がセワシなかったのに

そんなことも忘れるくらいの
大物案件が舞い降りてきて
こころもからだも忙しくしていた


だけど、そのおかげで
自分のことを考える時間もなかったので
心配し過ぎることなく
事なきを得て着地しそう



さて、大物

状況と手掛で想定はそれなりに
だけど経験がない分、道のりがわからない

対応できるよう準備だけはしておこうと
アレコレ調べ物をしたりしていた


そうしているうちに

調べるだけのつもりが
起きてもいない未来に
気持ちまで寄せていた


こんなことが起こったら?

こんな状況では?

少しずつ飲まれていく



こんなふうに進めばいいのでは?!
と思いつくも

条件などで進めないことがわかると
どうしよう?と動揺する


そんな風にしてぐるぐるし始め・・



はっ!


まって!
まだ何も起きていない!


あぁ~
あぶない、あぶない


こう進めばいいと
コントロールしようとすればするほど
縛りが増え、固執し
その考えから離れられなくなる

想像をこえる状況や
関わる人だっているのだから
そうそう
自分が思った通りにはならない


コントロールしない
と、付箋に書いた

「できない」、なんだろうけど
気持ちが向かわないように


今できることをやったら
任せよう


流れに任せよ




ハクモクレンが咲いていたのは
まだ、ぐるぐるしていた頃


わぁ、きれいだなぁ


桃に、梅に
いくつも咲いているこの白い花に

しばらく見とれて・・


と、思ったけど

もしかしたら
頭に閉じこもっていたわたしを
あるかわからない未来から

いま、ここに
呼んでくれたのかもしれない




流れはやはり
思わぬ方向へ流れていく

良いともいえるし、悪いともいえる
悪くないともいえるし
良くもないともいえる


ものごとは捉えよう


と、いうのなら、わたしはここで

ハクモクレンを描きましょう






絵を描いて写真を撮り、文章にして、まわりのモノ・コトを描き留めます。