北海道に帰省した時
無性に
緑茶が飲みたくなりまして
実家では少し遠のいていたらしく
急須はあるが、茶葉がなかった
いそいそと茶葉を買いに
スーパーの茶葉コーナー
全国各地のありとあらゆる・・
なんでもいいけど
おきなわにいると九州のものがよく入るので
よく目にした八女茶をチョイス
家に戻り、お湯を沸かす
家族に飲むかを聞くと、飲むという
急須にちょっと多めに茶葉を入れて
お湯を入れる
人数分の湯呑にもお湯を入れる
ここだけすこし丁寧に
湯呑のお湯を捨てて
急須のふたを
親指でぎゅっとおさえて
湯呑にそそぐ
家族に配り
わたしはストーブの前に移動して
お茶をすすっと
はぁ~
あたたかさが
からだを通っていくのが
わかるんですよねぇ
そそぐときは片手なのに
湯呑は両手で持つんですよねぇ
あぁ~、久しぶりにいいなぁ、お茶
ね~、いいよねぇ~
なんてことはない
なんてことはないこともない
お茶タイム
幾度となくこの作業を繰り返して
緑茶を飲みました
暑さや湿度のせいもあると思うのですが
おきなわにいると
緑茶を飲みたいと思ったことは
ほとんどなく
やっぱりそこは
さんぴん茶に登場してほしいところ
またひとくち、すすっと
はぁ~
やっぱり土地のモノって
あるんだなぁ
(にこにこ)
いや、まって
おきなわに住み
北海道に帰省して
福岡のお茶を飲んでいるわたしは
なにを言っているのでしょうか
おきなわに戻ってから
はい、つい数日前
この急須のふたをおさえる手を
これまた無性に描きたくなりまして
両手ではなくて、片手でぎゅと
なぜこんなにも
この絵が描きたいのか、今ひとつ
わからないのですが
それにしても
いままでで一番、地味な絵です