押しも押されもせぬ、でいごでございます
沖縄に来てから最初に好きになった花で
花にカッコよさを感じたのは
はじめて
遠くから近くから、サマになる樹です
大きな樹ですから全体像はちょっと離れて
どっしりとした佇まいに
散りばめられたように咲き誇る
たくさんの赤い花を抱えた姿は圧巻ですし
その花に近づけば
厚みがあって透けない花びら
橙から赤の色がそのままくっきり
青空にも無数の枝にも
負けない存在感
さらにこの花びらが連なって
まさに燃えるよう
花咲く期間が限られている
北海道に生まれ育ったせいでしょうか
雪が溶けて久々登場の土の香りから
桜が咲くのはゴールデンウィークで
他の花が咲くのはそのあと徐々に
それはそれで季節、季節を味わえるのですが
いつもどこかで花が咲いている沖縄で
いまだに道端の花を撮ってしまう
忙しく過ごしていると
咲いている花にも気づかないもので
そうした何年かを過ごして
昨年の春
歩いて帰宅する途中
赤い花に反応しました
ひとつ見つけると
たちまち見えるようになるもので
街路に沿って
ずらり立っている樹に気づき
びっくり!
そうだ、開花の時期だった
忘れてた・・・
いろんな感情がぐるぐると逆巻いたけれど
さいごに残ったのは
大好きな花を見られて
嬉しい〜の気持ち
明日から4月
この春はどれくらい
でいごを見つけられるでしょう
今年もたくさん見たい気持ちで
一足早く絵で開花
咲きすぎると
いろいろ言われてしまうでいごですが
まぁまぁ、そこは
ね?
ね!