先日、首里城へ行ってきました
GW直前でしたが
すでに観光客でとても賑わっていて
言語も様々なワイワイのなか
正殿はおおーきな素屋根に覆われていて
姿は見えなかったものの
焼け残った赤瓦や龍頭棟飾(りゅうとうむなかざり)の
一部が展示されていたり
あの朝、ニュースを見て
言葉がないとはこういうことで
仕事もしたしご飯も食べたけど
身体のどこか小さい何かが
止まったままのような日でした
建ちあがる様子を見ておきたい
また来ましょうね
淡々と現場確認を終え
城の南へ
石畳の真珠道(まだまみち)を
南に下っていく途中にある
内金城嶽(うちかなぐすくたき)
その境内にある「首里金城の大アカギ」に
会いに行ってみましょうか
昨年の夏、
石畳をみたくて真珠道に来た時のこと
首里城の南側のトンネルをとおり
真珠道の入り口を探していると
道路脇にでん!と立っている木がありました
空に広がる枝葉が気持ちまで広がるようで
こちらは去年描いた、アカギ
道の入口が見つかったけれど
台風の後で倒木の恐れがあり立入りできず
迂回して、入れる範囲でウロウロしていると
「首里金城の大アカギ」の看板が
するする進むと明らかに御嶽(うたき)
境内に入ったところから
もう、ちょっと・・
拝所のご神木にご挨拶するものの
体内外がびりびりとして
カメラを構えても
全然、収めきれないし
いや、なんか、そういう感じじゃない
せめて描きとめようかと
スケッチを・・
いやいや、なんかやっぱり
そうゆんじゃないっ、ぽい
今日はもうご挨拶だけといたします
またいつか
そうそうにお暇したのでした
首里城まで来た先日
ちょっと・・行ってみる?と
足を向けました
境内に入り
こんにちは!お邪魔します!
拝所に立つアカギさん、こんにちは!
とにかく元気に挨拶しながら歩いてみると
少しハリはあるけれど前回ほどではないし
なにより日差しで明るい
今日はいい感じだわ~
奥に、一本
さらに奥に立っているほこらを抱えたアカギ
がっしりたくましく並んだ三本
真ん中の一本に惹かれました
主要な線だけペンで引くと
描き込む必要はない感じがしたので
すぐに着色
はじめこそ少しずつ
緑を増やしていったのですが
ある時点から
解放されたような
やっちゃえ感がでてきて
欲しい色を
ペインティングナイフで
乗せて
引いて
拭いて
ぼかして
ひっかいて
なんとか
了