サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
だそうです。
行ったんですね、わたし。
描いておいて本当によかったです。
1995年の旅、ヴェネツィアです。
いちいち素晴らしい彫刻の祭壇、
その迫るような美しさに
うわーっ!
と、なって描いた・・・ぽいです。
2段目の右の人の腕の伸び、
描きたかったんだろうと思います。
ピサの斜塔を見に行ったら傾きMAXで登れなかった
お祭り見にシエナまで行ったのに頭痛でずっと寝てた
とか。とか。
いろいろあったイタリアでしたが
こんなこともありました。
ネットもメールも普及前の当時、
だいぶんお世話になった「地球の歩き方」。
わたしは必要な部分を抜粋して持参していたので
街の詳細情報が欲しくなると探すのです。
「地球の歩き方」をもつ日本人を。
すみません、日本の方ですか?
このあたりの情報が知りたくて、
少し「歩き方」を見せてもらえないでしょうか。
みなさん快く見せてくれたのですが、
彼女もその一人でした。
彼女はわたしより3歳ほど年上で、
休暇を取って旅行に来ているとのことでした。
お互いの旅の情報交換で意気投合し、
せっかくだから一緒にご飯食べようと
近くのレストランに入りました。
たびたびあったこんなシーン
日常から離れたせいか、日本から離れたせいか、
さっき出会った人なのに
けっこう込み入った話までしたりするんですよね。
食事も話もひとおり済んで帰ろうか、となった時、
ご馳走しましょうと彼女は言いました。
びんぼー旅とはいえこういう時のために、
日々自作サンドイッチでしのいでいたのです!
いえいえ割り勘で!と言うわたしに、
あなたの旅はまだまだ続くし、
自分は十分(お金)持っているから。
もし気になるなら、いつか、あなたと同じように
びんぼー旅でがんばっている誰かに出会ったら、
ご馳走してあげて?
わたしはみぞおちに感動パンチをうぅっとくらい、
お礼を言うのが精一杯でした。
イタリア行ったのにパスタ食べてないじゃん!とか
オリーブオイルのエキストラバージンに超感動して
常にひと瓶リュックに入れるようになったとか、
いろいろあったイタリアでしたが、
このお話が2年後に続くなんて
その時のわたしは知る由もなかったのです。
あれ?ぼんやりした出だしだったのに。
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